
果樹が実らない原因と対策|初心者が最初に見直す5つのポイント
果樹が実らない原因と対策|初心者が最初に見直す5つのポイント
果樹を育てていると、
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花は咲いたのに実がならない
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実がついても途中で落ちてしまう
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何年も育てているのに収穫できない
といった悩みに直面することがあります。
家庭菜園では比較的すぐ結果が出る野菜と違い、
果樹は結果が出るまでに時間がかかる作物です。
そのため、正しく管理していても「実がならない期間」が続くことは珍しくありません。
この記事では、果樹が実らないときに初心者が最初に見直すべき原因と対策を、
できるだけ分かりやすく解説します。
果樹が実らないときに最初に確認したいこと
樹齢はどれくらいか
果樹は、植えてすぐに実がなるものではありません。
多くの果樹は、植え付けから数年かけて樹を育てる期間が必要です。
若木のうちは、
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枝を伸ばす
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根を張る
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樹の体力を蓄える
ことが優先され、実がならないのは自然な状態です。
花は咲いているか
実がならない原因は、
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花が咲かない
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花は咲くが実がつかない
で大きく異なります。
花が咲いているかどうかを確認することで、
原因をかなり絞り込むことができます。
原因① 剪定のやりすぎ・間違い
強剪定が実を遠ざける理由
果樹は、枝に花芽をつけて実をならせる性質があります。
剪定で枝を切りすぎると、花芽そのものを減らしてしまいます。
特に初心者の方は、
「毎年スッキリさせた方がいい」
と考えてしまいがちですが、これは果樹では逆効果になることがあります。
初心者がやりがちな剪定ミス
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太い枝を一気に切る
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毎年同じ強さで剪定する
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冬剪定と夏剪定の役割を理解していない
剪定は「切ること」よりも、
どの枝を残すかが重要です。
原因② 樹勢が弱っている
樹勢とは何か
樹勢とは、果樹の元気さのことです。
具体的には、
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新しい枝が伸びているか
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葉の色が濃く、サイズが適正か
といった点で判断できます。
樹勢が弱る主な原因
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根がうまく張れていない
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水はけが悪い
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植え場所が合っていない
樹勢が弱い状態では、
果樹は「実をつける余裕」がありません。
原因③ 肥料の与えすぎ・不足
肥料が多すぎるとどうなるか
肥料をたくさん与えれば実がなる、というわけではありません。
特に肥料の与えすぎは、
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葉や枝ばかり茂る
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実がつかない
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樹が疲れてしまう
といった原因になります。
果樹に適した肥料の考え方
果樹では、
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量よりタイミング
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毎年同じ量を機械的に入れない
ことが大切です。
樹の状態を見ながら調整する意識を持ちましょう。
原因④ 日照不足・環境条件
日当たりが実つきに与える影響
多くの果樹は、
「育つこと」は半日陰でも可能ですが、
実をつけるには十分な日照が必要です。
日当たりが悪いと、
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花芽ができにくい
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実が育たない
といった問題が起こります。
寒害・霜害の影響
寒冷地では、開花時期の霜害にも注意が必要です。
花が霜で傷むと、実がならなくなってしまいます。
原因⑤ 受粉がうまくいっていない
1本だけでは実がならない果樹もある
果樹の中には、
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自家受粉できない
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別の品種が必要
なものがあります。
1本しか植えていない場合、
受粉不足が原因で実がならないこともあります。
受粉環境を改善する方法
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相性の良い品種を近くに植える
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人工受粉を行う
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受粉しやすい環境を作る
といった対策が考えられます。
よくある勘違い・初心者の落とし穴
毎年必ず実がなると思っている
果樹は、年によって実つきに差が出ます。
「今年ならなかった=失敗」ではありません。
結果を急ぎすぎてしまう
果樹は、
今年の管理が来年の結果につながる作物です。
家庭菜園と同じ感覚で管理している
野菜と果樹は、
管理の考え方が大きく異なります。
まとめ|果樹は「来年のための管理」が大切
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果樹が実らない原因は一つとは限らない
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今年の管理が、来年・再来年の結果につながる
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失敗してもやり直せるのが果樹の良さ
焦らず、樹の状態を見ながら、
少しずつ果樹との付き合い方を覚えていきましょう。
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