
キウイが実らない原因と対策|花は咲くのに実がつかない理由
キウイが実らない原因と対策|花は咲くのに実がつかない理由

家庭菜園でキウイを育てていると、
「葉やつるは元気なのに実がならない」
「花は咲いたのに収穫できない」
という悩みに直面することがあります。
キウイは比較的育てやすい果樹ですが、
実の着き方に独特の特徴があり、そこを理解していないと実がならない果樹です。
この記事では、家庭菜園レベルでキウイを育てている方向けに、
キウイが実らない主な原因と、その具体的な対策を分かりやすく解説します。
キウイは「実がなりにくい果樹」ではない

まず知っておいてほしいのは、
キウイは本来 実つきの悪い果樹ではない ということです。
実がならない場合、多くは
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受粉
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剪定
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樹の状態
といった 人為的な要因 が原因になっています。
逆に言えば、
ポイントを押さえれば家庭菜園でも安定して実をつける果樹です。
原因① 雄木と雌木はあるが「受粉していない」

キウイが実らない最大の原因は、受粉不良です。
キウイは雌雄異株の果樹で、
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雌木に実がなる
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雄木は花粉を出すだけ
という役割分担があります。
しかし、雄木と雌木があっても
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開花時期がずれている
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雨や低温で虫が飛ばない
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周囲に受粉を助ける環境がない
といった条件が重なると、自然受粉はほとんど起こりません。
対策① 人工授粉を行う
家庭菜園でキウイを確実に実らせるためには、
人工授粉はほぼ必須作業と考えてよいでしょう。
やり方は難しくありません。
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雄花を採取する
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花粉を指や筆で雌花の柱頭につける
これだけで、
実つきは大きく改善します。
「人工授粉をした年だけ実がなった」というケースは非常に多く、
実らない悩みを一気に解決できる方法です。
原因② 剪定で花芽を落としている
キウイは、
前年に伸びた枝に花芽がつく果樹です。
そのため、
「実がならないから枝を切る」
という剪定をすると、
翌年に花自体が咲かなくなることがあります。
家庭菜園では、
つるが伸びすぎたからといって
安易に強剪定をしてしまうケースが多く見られます。
原因③ 樹が元気すぎる(樹勢過多)
肥料や水を与えすぎると、
キウイは葉やつるばかりが旺盛に成長します。
この状態では、
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花芽がつきにくい
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実に栄養が回らない
といった問題が起こります。
特に、窒素分の多い肥料を多用している場合は要注意です。
原因④ 日照不足・棚の混みすぎ

キウイは日当たりを好む果樹です。
棚の中が混み合い、
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葉が重なっている
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光が内部まで届かない
状態になると、
花芽形成が悪くなり、落花や落果が増えます。
実がつかないときに見直すポイントまとめ

実がならないと感じたら、
次の順番で確認してみてください。
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雄木と雌木は揃っているか
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人工授粉を行っているか
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剪定で枝を切りすぎていないか
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肥料を与えすぎていないか
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日当たりが確保されているか
多くの場合、この中に原因があります。
まとめ|キウイの実つきは「受粉」がカギ

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キウイは受粉しなければ実がならない
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家庭菜園では人工授粉が効果的
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剪定と肥料は控えめに
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日当たりと風通しを意識する
キウイは、
仕組みを理解すれば家庭菜園でも十分に実をつけられる果樹です。
植え付け後に実がならず悩んでいる場合は、
まず「受粉」を見直してみましょう。
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